ここまででも定員制の予約システムとして利用可能ですが、シーンや用途に合わせた微調整も必要になるでしょう。
管理者のみ利用可能な「管理」、「設定」ボタンから作成したスケジュールごとのカスタマイズが可能です。
カスタマイズ範囲は多岐にわたりますので、詳細はサポートページを参照ください。
リソースの設定
ここでは実際にリソースの設定を見てみましょう。
スケジュール画面右上にある設定ボタンを押して、設定画面に移動します。
設定の概要が表示されますので、「リソース」、「アクセス」、「プロセス」、「レイアウト」の中から、「リソース」をクリックしてください。
リソースの設定が表示されます。
名称の設定
リソース設定画面の最初に、スケジュールの名称の設定があります。任意に変更が可能です。
続いて、スポット名とユーザーが予約をするスポット名の設定があります。
各所で用いられる言い回しの設定で、予約対象がフィットネスクラスであれば、スポット名は「スロット」より「クラス」が妥当でしょう。
予約対象に対する言い回しだけでなく、利用者に対する言い回しの設定も可能です。初期設定は「ユーザー」ですが、これを「会員」や「学生」などに置き換えることができます。詳しくは
こちらを参照ください。
定員
定員の設定で、定員数や予約者が一度に予約できる制限や、同じユーザーによる重複予約の可否などを設定することが可能です。
システムは、ログイン名によってのみユーザーが同一人物であるかどうかを判断できることに注意してください。したがって、ユーザーが独自のログイン名を作成できるようにしている場合 (またはビジター予約を許可している場合)、システムはユーザーが複数のログイン名を作成して予約を行うのを防ぐことはできません。
また、最大定員数を非表示とし、満員までの猶予を隠すこともできます。
オーバーブッキング キャンセル待ち設定
定員を超えて予約の受付するかどうかの設定です。許可する場合は条件付けを選択することが可能です。
キャンセル待ちを受け付けている場合で、「予約がキャンセルされた場合自動的に予約者リストへ移動」にチェックが入っていると、予約に空きができた時に、キャンセル待ちリストの先着順に予約者リストへの予約の移動が行われます。
自動移動の判定が行われるのは、キャンセル待ちの先着の1番目の予約です。複数の予約を可能にした場合は、その予約数のキャンセルが出るまで自動移動が発生しません。
予約がキャンセルされた場合自動的に予約者リストへ移動にチェックが入っていても、「プロセス」で設定される予約変更が許可されない時間設定が優先されます。
本来予約変更できない期間に管理者権限でキャンセルを出しても、キャンセル待ちリストから自動的な移動は行われません。
場所
予約対象作成時に、対象のタイトル、説明に加え、場所の情報入力欄を追加することができます。
場所に入力された内容は、たとえば、OutlookやGoogleカレンダーなど他サービスと連携した場合、適切な結びつきで処理されます。
価格
イベント参加を有料として、価格情報を持たせることができます。
掲載情報としてだけでなく、予約時に請求することも可能です。
価格設定は詳細にルール付けすることが可能で、予約の長さで算出したり、キャンペーンなど一定期間の変更や、事前予約の割引ように予約日時までの時間による補正など柔軟な設定ができます。
また、SuperSaaSでは課金システムも利用することができます。詳しくはこちらをご覧ください。
時間
スケジュール作成時にも設定した予約対象のデフォルトの時間の長さの設定です。
時間の単位を用いず、日単位とすることも可能です。
アクセスの設定
初期状態では誰でも予約を見ることができますが、予約者を特定するためなどログインを必要としたい場合もあるかもしれません。
リソースの隣にある「アクセス」の設定に、「誰がスケジュールを見れますか?」の項目で、閲覧条件を制限することができます。詳しくはこちらを参照ください。